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プレスリリース: 文部科学省 SBIR フェーズ 3 事業における追加資金 4.1 億円の配分が決定

2025.02.21

2025 年 2 月 21 日 – 小型ロケットの打上げにより「宇宙宅配便」を目指すスペースワン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 豊田正和、以下「スペースワン」)は、スタートアップの技術を迅速に実用化するため、大規模技術実証を支援する文部科学省の「中小企業イノベーション創出推進事業(SBIR フェーズ 3)」 (宇宙分野:民間ロケットの開発・実証)において、 「増強型ロケットの開発、打上げ実証及び事業化」への補助金として 4.1 億円の追加配分が決定*したことをお知らせいたします。この追加資金は、効率的な宇宙輸送の実現に向けた開発を加速するために活用されます。
*文部科学省 中小企業イノベーション創出推進事業 (SBIR フェーズ3)宇宙分野(事業テーマ:民間ロケットの開発・実証) のステージゲート審査結果について:文部科学省

今後の計画について
スペースワンは 2020 年代中に年間 20 機、2030 年代に年間 30 機の打上げを目標に掲げており、その達成に向けて自社専用射場スペースポート紀伊の打上げ体制の強化に取り組んでまいります。また、ロケットの量産体制を確立するにあたり、民生分野で培われた実績を活用するなど、サプライチェーンの強化および製造体制の整備にも取り組んでおります。これらを通じて、契約から 1 年、衛星受領から4 日で打ち上げる利便性の高い宇宙輸送サービス「宇宙宅配便」の確立を目指します。

スペースワン代表取締役社長 豊田正和 のコメント
今回の追加交付資金の決定により、 「宇宙宅配便」の実現に向けた重要なステップをさらに加速できることを大変嬉しく思います。ロケットは宇宙へ行くための唯一の手段であり、その発展こそが宇宙産業全体の成長につながります。スペースワンが日本の「宇宙利用産業」の発展をけん引する起爆剤となることを目指し、今後も技術開発と事業推進に努めてまいります。


プレスリリース資料 [PDF: 650KB]

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