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SERVICE スペースワンの宇宙輸送サービス
いつでも、どの軌道でも専用のロケットと打上げ射場「スペースポート紀伊」で、宇宙へのアクセスコストを下げ、宇宙ビジネスのさらなる拡大に貢献します。
スペースワンは、本州最南端の和歌山県串本町に当社の専用射場「スペースポート紀伊」を建設しました。
南方と東方に開けたロケットの打上げに適した立地により、様々な衛星打上げニーズに柔軟に応えるサービスを提供します。
人工衛星打上げ能力 | 太陽同期軌道(SSO):150kg(軌道傾斜角 97 度,高度 500km) 地球低軌道(LEO):250kg(軌道傾斜角 33 度,高度 500km) |
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打上げスケジュール | 契約から打上げまで12か月以内(標準的な主ペイロード) 打上げ4日前の衛星引き渡し |
年間目標打上げ回数 | 20回(2020年代中) |
初号機打上げ予定 | 2023年夏頃 |
固体燃料ロケットが実現する即応性と低コスト
燃料を充填した状態で保管ができる固体燃料ロケットは短期間の射場作業で打上げることができます。また、構造はシンプルで部品点数も多くありません。この特性を活かし、以下の実現を目指します。
- 契約から打上げまで世界最短時間(1年以内)、
打上げの世界最高頻度(年20機以上)を目指します。 - 最短の打上げオペレーション
- 射場作業7日間で打上げ
- 衛星受領から4日間で打上げ
- 固体燃料ロケットならではのシンプルな
構造による低コスト化
実績ある企業の異業種協働による
イノベーションの実現
スペースワンは、それぞれが得意とする事業領域において十分な実績をもつ企業と金融機関の連合により、高い経営安定性と技術力を実現します。
- キヤノン電子が持つ民生機器の量産やコスト削減の知見・ノウハウをロケットシステムに活用し、小型・高機能・低コスト化を実現
- IHIエアロスペースがこれまで培ってきたロケットの開発やシステムインテグレーションに関する知見・ノウハウを活用した、確実な開発と高い信頼性を実現
- 清水建設が持つ宇宙輸送サービスに必要となる各種インフラ等に関する知見・ノウハウを活用し、実現すれば日本初となる民間主体による衛星打上げ射場を実現
- 日本政策投資銀行が持つ様々な投資案件を通じて蓄積してきたエクイティファイナンスの知見・ノウハウを活用した、長期的なロケット打上げ事業を行うための経営安定性を実現